あの時、こっちじゃなくてあっちを選んでいたら、人生全然変わってたんだろうなってことは、意識しなくても、きっと誰にでもあって。
それが、自分自身がした選択なら、それは自己責任で済むけれど、私たちの仕事は時に、誰かの人生に対してとても重い選択をすることがあって。
その道に舵を切って、そして月日が重なって、どんどん状況が悪くなることもあって。その選択も、もちろんその時の最善を考えて考えてのことだし、誰が悪いわけでもない、そうなんだけど、こういう結果になるとやはり、あまりにも切なくて、胸が痛くて。と同時に、関わっていた人たちの心痛を思うとまたやりきれない。
この気持ちを忘れずに、私は私の仕事に、生かしていかないといけないね。